スプレッドが狭いFX業者で取引しよう

突然起こるスプレッド拡大による

無駄な損切りを防ぐ為にはどうすれば良いか?

 

まず当然のことですが、スプレッドが狭い業者を選択することです。

スプレッドが狭くて約定し易いFX業者を選びましょう。

僕はアフィリエイトをやらないので、FX業者の紹介はしていませんが、

これは純粋に有名なFX業者で良いと思います。

大抵有名な業者はドル円やユーロドルのスプレッドは1pips~1.5pips程度です。


次にメジャーではない通貨ペアは極力避けることです。

基本的にドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアは

スプレッドが狭くて安心出来ます。

スプレッドの拡大は5倍くらいまでは考えておきましょう。

通常のスプレッドが1pipsなら、

突然スプレッドが拡大したとしても×5倍で、5pips程度です。

この程度なら損切ラインにかかることも少なく許容範囲であると言えます。

しかし、メジャーではない通貨ペアは、元からスプレッドが広いですよね。

スプレッドが広い通貨は、マイナーな通貨です。

市場で取引する人があまり多くないのでスプレッドが広くなってしまうんです。

元々のスプレッドが6pispある通貨なんていうのは、危険です。

何かの拍子で一気に6pips×5=30pipsくらい拡大してしまいます。

 

例えば先日オセアニア金利政策の発表がありましたが、

あるマイナーな業者のニュージーランドドル円なんかは、

売90.20買90.60という感じでスプレッドが瞬間的に40以上も開いていました。

この業者のニュージーランドドル円のスプレッドは元々6pipsですが、

これ程度すぐに増えてしまうのです。

 

スプレッドが広がった時損切りラインを設定していると、

簡単に損切りラインにかかります。

一瞬だけスプレッドが拡大して、損切りラインにかかったところで元に戻る。

これが「デイトレーダー殺し」と言われるスプレッドの突発変動で、

見る人によってはいわゆる「ストップ狩り」とも取れるでしょう。

正直これをやられてしまうと我々トレーダーはお手上げです。

これを防ぐにはスプレッドが「狭い業者」と「狭い通貨ペア」を

選ぶしかありません。

スプレッドが「広い業者」と「広い通貨ペア」では、

デイトレードをやってはいけません。

そのようなFX業者は取引期間の長いスイングトレードに利用すべきです。


しかし、人間というのは欲が深い生き物ですから、

飛んで火にいる夏の虫の如く、

まるで吸い寄せられるように、レバレッジ制限がない海外業者で、

且つボラティリティが高い通貨ペアを選んでしまったりするものです。

海外業者にはレバレッジ制限は無いですが、

スプレッドが広くなったりしていませんか?

そんなとこでボラティリティの高いポンド絡みの通貨やクロス円をやれば、

それはもう頻繁にスプレッドが大きく開きますから、

すぐに損切りにかかってしまうでしょう。

そんな不利な条件下でレバレッジ50倍、100倍で取引したら、

これでもかっていうぐらい損切りにかかり、

物凄い勢いで資金が減って破綻してしまいます。

証拠金がいくらあろうと、あっという間に無くなります。

例え1億あっても、極端に言ってしまえば

1か月で100万以下になる可能性もあります。

そんなことになってしまう要因は何かと言えば、

業者側がストップ狩りをしているのではなくて、

単純に自身が不利な業者と不利な通貨を進んで選んでいるだけです。

そしてその業者で負けたことが悔しくて、絶対取り戻してやるぞと意気込んで、

不利な業者と不利な通貨ペアで繰り返し取引を続けてしまい、

どんどん損失が膨らんでいくという、

えげつない負の連鎖に飛び込んでしまうわけです。

 

このような負の連鎖から逃れる為には、まずスプレッドの狭い業者選びです。

ドル円のスプレッドが1pipsぐらいでキッチリ約定してくれるなら安心です。

3pipsも開いているところは、デイトレには向いていません。

そういう業者でさらにドル円よりスプレッドが広い

マイナー通貨クロス円で取引するのは自殺行為とも言えるでしょう。