敏感に鈍感

今日のおじいちゃんとの会話。

 

「ボタンがちっさくてすぐ間違えて押してまうわ」

 

どうやら携帯電話のボタンが小さくて

一度に2個のボタンを押してしまうご様子。

 

分かります。

 

さらにその知り合いの方がトラクターに乗りながら

スマホで電話していたら、電話に雨が当たって

勝手に電話してしまうとのこと。

 

「敏感なヤツはあかんわ」

・・・・・・?

「俺らは鈍感なヤツで充分やな」

ああ、スマホが敏感で、ガラケーが鈍感ね。

 

何か流行りそう。

 

 

 

びっしょり

ちょっとシーズンは過ぎてしまったんですが、

お花見シーズンの時のお話。

 

近所のおばあちゃんが、

満開の桜の木を見て一言。

 

「あの木も上から下までびっしょり咲いてるわぁ」

 

・・・・・・・?

なんか違くないですか?

 

びっしょりだと濡れてますよね?

確かに外は雨降ってましたけど。

計算

おじいちゃんたちは基本的に

お支払いは小銭でいただくことが多いです。

 

「細かいのばっかりでごめんなぁ」

 

こちらとしても両替しなくていいので

正直助かってます。

 

「ちょうどあるわぁ」

 

と言っていつも通り小銭を差し出しながらおじいちゃん、

 

「小銭が財布に貯まるんわなぁ」

 

「ボケの兆候らしいわ」

 

どうやら簡単な計算が出来なくなったりすると、

そうなるらしいですが、

うちに来るおじいちゃんたちは

計算どころかしっかりしすぎているぐらいです。

うっとうしい

そして別のおじいちゃんに対しても

 

「な?うっとうしいやろ?」

 

一体何のことを言っているのか?

見た目?それとも本人の感覚?

その後また僕の方に振り返って、

 

「な?うっとうしいやろ?」

 

元々大好きなおじいちゃんですし、

鼻にティッシュを詰めながら

ご来店されても特に何も思っていませんでしたが、

ちょっとうっとうしくなってきました。

水鼻

今年はおじいちゃんの中で

花粉症にかかる人が続出しているみたいです。

 

ある1人のおじいちゃんが、

「水鼻が出てしゃあないよ」

と言いながら、鼻にティッシュを詰めながらご来店。

 

おじいちゃんに恥ずかしさというものはないんだろうなと

思いつつ、息苦しくないんだろうかと

思っていたところ、

 

「あかん、こんなんしてたらうっとうしいわ」

 

ですよね。

 

「な?うっとうしいやろ?」

 

僕のほうを向いて一言。

 

 

 

 

 

 

はじめまして

はじめまして、ある片田舎で

小さいカフェを経営をしている

しがないマスターです。

 

家のカフェには常連の方がよくいらっしゃるんですが、

その方たちとは近所のおじいちゃん。

 

特にその中の1人には非常によくしてもらっている上に

とても面白い方なので毎日飽きません。

 

このブログでは、そんなおじいちゃんとの

しょうも無い会話をお届けできればなと思います。

 

どうぞご気軽にお付き合い下さい。